7月13日、イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは「今季の新監督としてクラウディオ・ラニエリ氏と契約した」と公式発表した。契約期間は3年。
今夏日本代表FW岡崎慎司選手が加入したレスター・シティは、7月1日にチームをプレミア残留に導いたナイジェル・ピアソン前監督を電撃的に解任し、急遽次の指揮官を探すことになった。
候補としては元オランダ代表監督フース・ヒディンクや、アイルランド代表監督マーティン・オニール、はたまたマルセイユのマルセロ・ビエルサという大物の名前があがっており、今季の飛躍に向けて勝負に出たかと思われた。
しかし、最終的には急遽就任のプロとも言えるクラウディオ・ラニエリ氏と契約することが決定した。
今年63歳になるクラウディオ・ラニエリ氏は、2000~2004年にチェルシーを率いた経験を持っているほか、インテルやバレンシア、モナコなど様々なクラブで監督経験があるベテラン指揮官。
昨年秋からはギリシャ代表の指揮を執っていたものの、フェロー諸島に敗れるなど失態が続き、早くに解任されていた。
チームは既にオーストリアでのトレーニングキャンプをスタートさせているが、ラニエリ氏も既に合流しており、21日のリンカン・シティで初めて指揮を執ることとなる。