7月16日、『France Football』は「モナコに所属しているポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョは、FCポルトに復帰する可能性がある」と報じた。

記事によれば既に交渉は合意に近づいているとのことで、その契約は以前報じられていたローンではなく完全移籍になる可能性が高いという。

ジョアン・モウティーニョは2013年にハメス・ロドリゲスとともに4500万ユーロ(現在のレートでおよそ61億円)でFCポルトから獲得された。

その際にはロシア人オーナーのドミトリー・リボロフレフ氏による大きな投資があったものの、近年の資源価格の下落、ロシア経済の後退、世界最高額と言われる離婚の慰謝料などにより、クラブの財政が悪化しているため、総年俸の削減が急務になっている。

ジョアン・モウティーニョの給与は月30万ユーロ(およそ4050万円)であるとのことで、この額は現在のモナコの財政状況を考えれば分不相応なものであり、クラブは放出に向けて動いているという。

ただ、ジョアン・モウティーニョ自身がモナコでの生活に満足しているために先日ゼニト・サンクトペテルブルクからのオファーを断ったとのことで、本人が承諾しない可能性が高いともいわれている。

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