7月16日、『Premium Times』は「ナイジェリアU-23代表監督を務めていたサムソン・シアシア氏は、賄賂が支払えなかった選手を招集しなかったという噂を否定した」と報じた。

先日マレーシアのパハンFAでプレーしているFWディクソン・ヌワカエメ選手が『allnigeriasoccer』の取材に対して「僕は求められた200万ナイラ(およそ1200万円)の賄賂を支払うことが出来なかったので、2008年のオリンピックのメンバーから落とされた」と話したことが大きな話題になった。

ナイジェリアでこのような件が主張されるのは初めてのことではない。

6月末にはナイジェリア代表DFのタイ・タイウォも『365Soccer』に類似の件を明かしており、「2010年に代表監督へ『贈り物』をしなかったためにワールドカップのメンバーから落ちた」と話しており、日本で行われた2002年ワールドカップのメンバー選考にも3万ドル(現在のレートでおよそ370万円)の賄賂が要求されていたとも言われている。

また、2013年には元代表監督(1989~1994)のクレメンス・ウェステルホフ氏が『Supersport』の取材で以下のように話しており、このときにも大きな物議を醸した。

クレメンス・ウェステルホフ

「選手が監督に1万5000ドル(現在のレートで190万円程度)を支払い、『代表チームに入りたい』といえば、コーチが受け入れるケースがあった。代表チームへの道を金で買う、そんな信じられない状況だった。私はこれらのことを知っている」

しかし、2007年から2010年までU-23代表を率いており、騒動の渦中(というより、ヌワカエメからは明らかに当事者と名指しされているようなものであるが)にある北京オリンピック準優勝監督のサムソン・シアシア氏は、その疑惑をきっぱりと否定した。

サムソン・シアシア

「私がコーチを始めてから、誰からも賄賂を受け取ったことはないし、私はそのようなことを行う人物ではない。

1部の人々がソーシャルメディアを使って、私の知らないところで何かを話している。私はそのような人々に名前を汚されるのを好まない。

とても悲しく、受け入れられないことだ。もし証拠があるなら、世界に公表してみれば良い」