『GS Gazete』は「ガラタサライのブラジル代表MFフェリペ・メロは、インテルに移籍することに合意した」と報じた。

フェリペ・メロは1983年生まれの32歳。ラシン・サンタンデールやアルメリア、フィオレンティーナなどでプレーした後、ユヴェントスにも所属していたことで知られている。

ブラジル代表選手としても22試合に出場した経験を持っており、2010年ワールドカップではドゥンガ体制の下でレギュラーとしてプレー。敗れたオランダ戦ではストンピングを西村主審に見られてレッドカードを受けたことで有名である。

彼は2011年にガラタサライに貸し出され、その2年後に3年契約を結び完全移籍を果たしている。しかし、家族はトルコでの生活に不満を持っていると言われており、フェリペ・メロ自身も息子の教育を他の国で行いたいという希望があるとのことで、契約が残り一年となった今夏退団の噂が流れていた。

なお、ガラタサライは既にアーセナルから元フランス代表MFマテュー・フラミニを獲得することが間近となっており、フェリペ・メロ退団に備えた動きを見せている。

イタリア方面ではフェリペ・メロの取り引きに日本代表DF長友佑都が使われるのではないかといわれていたが、今回のレポートでは310万ユーロ(約4.2億円)という移籍金で合意したと伝えられている。

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