7月25日、『Times of India』は「コートジボワール代表FWディディエ・ドログバを獲得するためには、6000万ルピーでは不十分なのだろうか」と報じた。
今夏チェルシーとの契約が満了となり、フリーエージェントの状況が続いているディディエ・ドログバ。移籍先については様々な名前が浮上しているが、現在のところは何も決まっていない。
記事によれば、インディアン・スーパーリーグのアトレティコ・コルカタが6000万ルピー(およそ1.2億円)のオファーを送ったものの、まだドログバと合意することは出来ていないという。
昨年デリー・ダイナモスがアレッサンドロ・デル・ピエロを獲得するために使用したのが140万ドル(現在のレートで約1.7億円)とのことで、それには及ばないものの、わずか3ヶ月あまりのリーグでこれだけの給与というのは大きい額である。
しかし、英国で代理人を務めているバルジット・リハルは取材に対して以下のように答え、ドログバはまだオファーを受けるかどうかを決めかねているという。
バルジット・リハル
(代理人)
「正直なところ、私はその額が十分であるとは思わない。しかし。フットボールにおいては何が起こるか誰も予想することは出来ない」
「ドログバの代理人はオファーを受け取ったが、返答をしていないことを私は知っている。彼にはアメリカ・メジャーリーグサッカーやカタールからもオファーがある。私は近日中に何かが起こると確信している」
インディアン・スーパーリーグには1億5500万ルピー(およそ3億円)のサラリーキャップ制度があり、アトレティコ・コルカタは既にボルハ、ハイメ・ガビラン、ホセミ、和泉新などに多くの予算を使用してきた。そのためこのドログバへのオファーを増額することは難しいという。
そして、今季のインディアン・スーパーリーグにおいてスター選手の獲得期限は7月31日に設定されているため、締め切りまではもう一週間もない。
まだこのアトレティコ・コルカタ、カララ・ブラスターズ、プネ・シティの3クラブがスター選手の獲得を終えていないため、今後数日間の動きは非常に注目される。