7月28日、インディアン・スーパーリーグのムンバイ・シティは「元チュニジア代表MFスリム・ベナシュールを獲得した」と公式発表した。
He's a midfielder who can create chances where there are none. Meet the latest addition to our squad! pic.twitter.com/9fMJ6PUJqB
— Mumbai City FC (@MumbaiCityFC) 2015, 7月 28
スリム・ベナシュール(ベン・アシュール)は1981年生まれの33歳。フランス生まれであるがチュニジア代表として長く活躍し、天才指令塔として注目を浴びていた。2002年ワールドカップでは日本代表とも対戦している。
非常に実績ある選手であるが、昨年キプロスのAPOELを退団した後は所属クラブがない状況が続いており、一年以上の無所属の期間を経験していた。
今季ムンバイ・シティの監督を務めるニコラ・アネルカとは2000~2002年に同僚で、当時ベナシュールはユースから上がったばかりの新人だった。
昨季7位と不本意な成績に終わったムンバイ・シティであるが、今季はニコラ・アネルカの選手兼監督就任以外に大きな話題がなく、大物は地元インドの英雄スニル・チェトリとアイルランド代表DFダレン・オデイくらいであった。
しかしここに来てワールドカップ出場経験を持つ名指令塔が加入し、ようやく今季の戦いに期待が持てるような戦力が整ってきている。