マンチェスター・シティは7月27日、遠征先のベトナム・ハノイ市で、三浦俊也監督率いるベトナム代表と親善試合を行い、8-1で大勝した。
既にチームは英国に帰国しているが、ベトナムでは、マンチェスター・シティの選手のファン対応を不服に思った、ある男性サポーターがチケットを燃やして、その様子をインターネット上にアップしたことが物議を醸している。
この男性は、自称マンチェスター・シティの熱烈なサポーターで、今回のベトナム遠征を非常に楽しみにしていたという。しかし、選手らの現地のファンやサポーターに対する態度が冷淡だったとして、抗議の意味で、試合前日に購入したチケット10枚を燃やしたとしている。
因みに、同試合のチケットは最高で180万VND(約1万円)とかなりの高額。これはベトナムの平均月収の4割に相当する程で、このこともサポーターの反感を買った理由の一つとなったようだ。
また、他のサポーターらは、「マンチェスター・シティの選手らに『Xin chao Viet Nam!』と言ってください、と求めたところ、これを拒否されただけでなく、選手らはニコリともしなかった。」と批判している。
こうしたサポーターの批判について、ネット上では、「もっと現地のファンを大切にすべきだった。選手らは近寄りがたい雰囲気を出していた。」と賛同する声もあれば、「選手らは、多忙の中、チャリティーイベントにも参加し、本業のサッカーでも素晴らしい試合を見せてくれた。」と選手ら擁護する声もある。
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