8月2日、イタリア・セリエAのフィオレンティーナは「ボタフォゴのブラジルU-23代表DFジウベルトの加入が間近となった」と公式発表した。

ジウベルト・モラエス・ジュニオールは1993年生まれの22歳。ジーコが設立したCFZ・ド・リオの出身で、その後ボタフォゴの下部組織に移ってプロデビューしたサイドバックである。

2014年には現在横浜F・マリノスに所属しているアデミウソンなどとともにトゥーロン国際トーナメントに出場し、優勝を経験している。

7月末にはフィオレンティーナとの交渉が合意に達していたものの、代表のスケジュールなどでその後の手続きが遅れており、8月3日にようやくメディカルチェックが行われることになった。

移籍金についてはおよそ200万ユーロ(およそ2.7億円)程度になったと考えられており、バルセロナとの親善試合をスタンドで観戦したとのことである。

また、同日にはクラブの公式Facebookで「ダヴィデ・アストーリがフィレンツェに到着した」と発表されている。これについてもまだ正式にサインがされたわけではないものの、契約の締結は目前という状況になっているようだ。

Davide Astori arriva a Firenze poco prima di #FiorentinaBarcellona ecco le sue prime parole a Violachannel.tv
Posted by ACF Fiorentina on 2015年8月2日

こちらの移籍金は600万ユーロ(およそ8.1億円)程度になると考えられており、メディカルチェックはジウベルトと同じく本日行われる予定となっている。

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