いよいよ今週末に開幕を迎えるイングランド・プレミアリーグ。

それを前に、『BBC』が今季から新しくなる5つのことに伝えているので紹介する。

相手を退場させるため怪我を装うことについて

1.乱暴な行為によって選手Aが退場になる
2.レフェリーが事件を見直して、選手Bが怪我を装っていたと確認した後、退場は撤回される
3.選手Bは告発され、3試合の出場停止になる可能性がある

何が新しいのか?⇒怪我を装った選手は出場停止になる可能性がある。

これだけだと分かりにくいので、『telegraph』や『Daily Mail』からの情報も記しておく。

新シーズンから怪我を装う選手に対し、FA(イングランドサッカー協会)は、厳しい姿勢で臨む。この夏に改訂されたルールに基づくものだそうで、対象になるのは、試合中に怪我をさせられたと偽って相手選手を退場に追い込んだ選手について。ダイブでファールやPKを得た選手については該当しない。

また、怪我を偽った選手を罰するにあたり、相手選手に提示されたレッドカードは取り消されることになる模様。そして、故意に審判をだまそうとしたことが証明された場合、その選手には3試合の出場停止が科される可能性がある。なお、FAは退場にさせられた選手からの申し立てがあった場合にのみ動くことができるとされている。よって、プレーの確認は試合中ではなく、試合後に行われるものだと思われる。

テクニカルエリアにおいての行動規範

1.監督がボトルを蹴る・イエローカードだろうとアピールする・皮肉を込めた拍手をする
2.その行いについて警告を受ける
3.スタンド行きを命じられる(退席)

ただ、無責任だったり受け入れがたいと見なされる場合は即時の退席もありうるとのこと。プレミアリーグのチーフエグゼクティブであるリチャード・スキューダモア氏はこう述べている。

「ちょっとした昼ドラ(マ的やりとり?)はOKだ。明らかに度を超えて許しがたい範疇に入るならば、それは対処する必要がある。段階的アプローチを目にすることになるだろう。お楽しみを止めさせるものではないが、許しがたい瞬間のものはできれば止めるべきだ」

審判を取り囲む選手の数について

1.審判に対し対決的な姿勢で2人またはそれ以上の選手がアプローチ
2.もしこの件を審判が報告した場合、クラブは告発を受ける

判定などについて審判に異議を唱える場合について、これまでのガイドラインでは、ルールに抵触するのは3人以上のケースであった。

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