オフサイドのルール
「オフサイドポジションにいた選手は以下の場合、ファールとなる。
1.近くにあるボールに対し、明らかにプレーしようとして、その行為が相手に影響を与えた時
2.ボールへのプレーにおける相手の能力に明らかに影響を与える明確な行為をした時」
これだけだと現行ルールと変わりないように思えるが、オフサイドポジションにいた選手が例えボールに触れなかったとしても、ボールへのアクションがあった場合得点は認められなくなるということらしい。
例として挙げられていたのは、昨シーズンのユナイテッド対ストーク戦でのマタのゴール。
マタのフリーキックに合わせようとしたマルコス・ロホはオフサイドポジションにいた。頭で合わせようとしたものの、ボールに触れていなかったので得点が認められた。今季からはこれは得点とは認められなくなるという。
当局側は今回のルール微修正は状況をシンプルにするものとしているそうだが、WBAのトニー・ピューリス監督などは「より混乱させる」ものと主張しているという。
「とてもあいまいで、不安にさせるものだ。これはルールではない。ルールとは白か黒かだ。オフサイドはそうではない。審判の裁量に委ねられるとしている」
ボール
一部でスパイダーマンっぽいという意見もあるという、新しい試合球。この話題は先日詳しく紹介したばかりなので、そちらの記事を是非参考に!
テクニカルエリアにおいての行動規範などはさほどの変化でもなさそうだが、オフサイドの新ルールを含めて今後実際の試合での判定を目の当たりにすることで、より理解できるようになるかもしれない。