『Die Welt』や『ESPN』など各メディアは「10日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)でレフェリーにライターが直撃する事件が発生し、試合が中止されることになった」と報じた。
事件が発生したのはDFBポカール一回戦のVfLオスナブリュック対RBライプツィヒの試合である。開始から23秒でホームのオスナブリュックが先制点を奪取し、1-0のまま時間は進んでいた。
そして、70分を過ぎたところでオスナブリュックとライプツィヒの選手達がベンチ前でヒートアップ。その際にホームの観客が観戦しているエリアから投げ込まれたライターが主審のマルティン・ペテルセン氏の頭部を直撃した。
ペテルセン主審はこれを受けて治療のためにドレッシングルームへと戻り、幾ばくかの中断の後に試合の中止を決定した。
勝利していながら地元の観客の行動によって試合を止められてしまったオスナブリュックには、今後ドイツサッカー連盟から何らかの処分が下される可能性が高いと言われており、会長や選手からはこの事件を残念がるコメントが発表されている。