8月12日、『RMC』は「リヨンの会長を務めているジャン=ミシェル・オラス氏は、カメルーン代表FWクリントン・ムア・エンジがトッテナム・ホットスパーに移籍する可能性が高いと明かした」と報じた。
各メディアは移籍金1000万~1220万ポンド(およそ19.4~23.2億円)で決着したと報じており、既にメディカルチェックの予定も組まれているという。
あとはクリントン・ムア・エンジ本人とトッテナムとの合意が必要となるものの、かなり移籍は近い状況にあると推測されている。
クリントン・ムア・エンジは1993年生まれの21歳。カメルーンの英語圏州で生まれ、18歳でフランスに渡りリヨンの下部組織で育成されたアタッカーである。
昨年夏まではアカデミーを主戦場としていたが、今季はナビル・フェキール、アレクサンドル・ラカゼットなどと共に前線の一角として起用されることが多くなり、30試合に出場して7ゴールを決めてきた。
やや粗さが残るものの、卓越したスピードを生かしたドリブル突破、高い得点力を備えていることから、『NEXTエトー』候補の一人とも言われている。
もちろん昨年からカメルーン代表にも名を連ねており、1月に行われたアフリカネイションズカップにも出場している。