8月19日、『BBC』など各メディアは「バルセロナのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスは、チェルシーに移籍することに合意した」と報じた。

まだ公式には発表されていないものの、既に報道ではペドロ自身がロンドンを訪れて最後の条件の詰めが行われていると伝えられており、決定は時間の問題だと考えられている。

開幕から2試合で1分け1敗と苦しいスタートになっているチェルシーは、ここに来てガーナ代表DFアブドゥル・ラーマン・ババを獲得し、エヴァートンのDFジョン・ストーンズにも大きな入札を行ったと報じられた。

その中でペドロ・ロドリゲスにも2100万ポンド(およそ40.7億円)が提示されているといわれており、マーケットの最後の最後で大きな投資が行われることになりそうな雰囲気だ。

昨年ルイス・スアレスが加入したことで出番が減少し、今夏はバルセロナを離れる可能性が高いといわれていたベドロ・ロドリゲス。アーセナルやインテルから興味を示され、マンチェスター・ユナイテッドがかなり獲得に近づいたとも言われた。

『Mirror』が報じたところによれば、彼がチェルシーを選んだ理由はジョゼ・モウリーニョ監督、そしてバルセロナでの同僚であったセスク・ファブレガスに説得にあったようだ。

またその一方で、セスクの妻であるダニエラ・セマンも、友人であるペドロの妻カロリナ・マルティンに連絡し、ロンドンに来るよう誘いをかけていたとのこと。

しかし、一方でスペイン方面ではマンチェスター・ユナイテッドでの友人の状況も影響したと伝えている。

今年1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入したビクトル・バルデスは、今夏ルイス・ファン・ハール監督から「リザーブでのプレーを拒否した」と批判を受け、現在はトップチームから外されている。

バルデス自身はSNSでその事実を否定するなど泥沼の関係に陥っており、ペドロはかつての仲間である彼の状況を見てマンチェスター・ユナイテッドに加入することをためらっていたとのことである。

どちらが正しいのか、あるいはどちらも正しいのか、それとも間違っているのかは不明であるが、とにかくチェルシーは今夏の注目株を獲得することに成功したようだ。

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