マンデーナイトに行われたプレミアリーグの第3節、アーセナル対リヴァプール戦。

アーロン・ラムジーのゴールがオフサイド判定となり認められないといったアクシデントがあったが、この試合ではGKペトル・チェフがさすがの存在感を見せた。

ジェームズ・ミルナーのシュートにも、クリスティアン・ベンテケの至近距離からのシュートにもチェフは反応。特にフィリペ・コウチーニョの強烈なシュートに間一髪で触れたプレーはまさにワールドクラスであり、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

アーセナルはこれでプレミア開幕後の3試合で1勝1分1敗。チェフにとってはこれがリーグ戦での初のクリーンシートとなったのだが、この結果、偉大なる記録の更新に一歩近づいたようだ。

英国『Sky Sports』によれば、プレミアリーグでのクリーンシート数ランキングでチェフは現在2位。このリヴァプール戦は自身にとって163試合目のクリーンシートだったのだが、デイヴィッド・ジェームズが持つプレミアリーグ記録まであと5試合と迫っているのだという。

チェルシーでの在籍11シーズンで、「失点0」を162回記録したチェフ。2004-05シーズンにはシーズン記録となる21のクリーンシートを達成しており(2008-09シーズンにはエドウィン・ファン・デル・サールがタイ記録を樹立)、今季限りでの記録の更新が現実的となっている。

なおこのリヴァプール戦後、チェフはTwitterにこんなことを呟いていた。

冒頭で「昨日、アーセナルで初めてとなるクリーンシートを記録できたのはナイスだった」と記したチェフ。勝利へのこだわりも当然だが、GKとしては失点0にかける想いも強いようだ。

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