13日、チェルシーはGKアスミル・ベゴヴィッチの新加入を発表した。

ストークで長くプレーし、プレミアリーグでも屈指の実力派GKとして知られるベゴヴィッチ。

2m近い上背でありながら、ダイナミックなセービング、シュートに対する反応の良さ、体の使い方の巧さが光り、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でも絶対的守護神として君臨し続けている。

今夏、チェルシーはペトル・チェフをアーセナルに放出していた。

そのため、ベゴヴィッチは正GKティボー・クルトワの控えに回ると予想されているのだが、それはそれで贅沢な話である。ベゴヴィッチほどの才能であれば正GKでもまったくおかしくはないのだが、やはりここは世界最高峰の選手が集まるチェルシー。厳しいポジション争いがあることだろう。

さて、そんなチェルシーと言えば昨シーズン、件(くだん)のチェフがベンチに座る機会が多かった。チェルシーはこれまでにも実力あるGKが同時代に在籍していた過去があるのだが、ここで過去10シーズンにプレーした選手を見てみよう。

こちらがその一覧である。表示しているのは、トップチームでのプレー経験がある選手たちだ。

過去10シーズン、チェフとクルトワという二大看板がいたチェルシーだが、他にもクディチーニやシュウォーツァーといった世界クラスのGKが在籍していたのだ!ターンブルとイラーリオも評価はそれなりに高く、今回加入したベゴヴィッチも同じである。

こうして見ると、チェルシーはクラブとして第2GKの補強にも力を入れているように思われる。いやむしろそうとしか思えない・・・・そんなメンツである。

過去10年間のGKの豪華さで言えば、おそらく世界No.1と言っても問題ないのではないだろうか。

なお、この企画は昨年も行ったため、2006-07シーズンより前に在籍した選手についてはこちらをご確認いただきたい。

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