イタリアではここ半年たびたびお伝えしてきた通り、パルマが破産。その処理はすでに完了しており、かつての名門は「パルマ・カルチョ1913」としてセリエDから再出発することになった。
ところが、今月20日になって森本貴幸の古巣カターニア、さらに3部のレーガ・プロから昇格したばかりのテラモが八百長疑惑に伴う処分で揃って降格。その代わりは一応昨季セリエBで18位のヴィルトゥス・エンテッラが残留し、レーガ・プロのグループBでテラモに次ぐ2位だったアスコリが昇格することになっているのだが、カターニアやテラモらが裁定に不服を訴えたことでいまだ参加クラブが確定せず。
とはいえ試合のスケジュールを出さないわけにもいかないため、今回のような形での発表を余儀なくされている(連邦裁判所の判断は8月31日に示される模様)。
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— Giovanni Verga (@gio_verga) 2015, 8月 25
イタリアでトレンド入りする「#SerieB」。
#unitiperlaB #Teramovuolegiustizia
Posted by Teramo Calcio 1913 on 2015年8月25日
テラモは初昇格したセリエBで早すぎる“残留争い”に身を投じることになった(※テラモは昨季3部での試合操作に関する処分となるため、確定すれば今季は4部のセリエDを戦うことになってしまう)。
セリエAでも勝ち点剥奪などの処分がお馴染みのイタリアらしい出来事といえるが、さすがにそろそろこういったことは無くなってほしいものである・・・。