昨季のプレミアリーグで憎らしいまでの強さを誇ったチェルシーが不調だ。
スタンフォード・ブリッジでのリーグ第4節クリスタル・パレス戦に1-2で敗北したのだ。
Last 7 managers to beat Mourinho in the #BPL: Poyet, Pulis, Pardew, Pochettino, Pulis, Pellegrini, Pardew #CHECRY pic.twitter.com/Rb91yN7BKy
— Premier League (@premierleague) 2015, 8月 29
これでチェルシーは開幕4戦で1勝1分2敗の勝ち点4。6得点9失点で、いまだクリーンシートがない。
パレス戦後、ジョゼ・モウリーニョ監督は「ショックとは言わない。失望だと言う…」としつつ、「プレミアリーグは難しい」とも述べていた。
この結果を受けて、『Opta』が興味深いデータを提示していたので紹介する。
2 - Chelsea have conceded 2+ goals in back-to-back Premier League home games for the first time since November 2011. Concern.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2015, 8月 29
チェルシーがプレミアリーグでのホームゲームで2試合連続で2失点以上するのは2011年11月以来のこと。前回はアーセナル戦で5失点、リヴァプール戦で2失点している(いずれも敗戦)。
9 - Chelsea have conceded nine goals in four league games this season; their worst defensive record at this stage since 1971/72 (10). Leaky.
— OptaJoe (@OptaJoe) 2015, 8月 29
チェルシーにとって4試合で9失点というのは、この時点(4節終了時)における守備の記録としては1971-72シーズン(10失点)以来最も悪いものだそう。
4 - Chelsea's four point total is the 2nd lowest tally at this stage of a PL season by a reigning champion. Shock. pic.twitter.com/FiwwyLSdcD
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そして、4節終了時点で勝ち点4というのは、プレミアリーグの前年王者としては1995-96シーズンのブラックバーンに次ぐ、ワースト2位となる低い数字だという。
今季も優勝候補筆頭だと思われていたチェルシーだけに、ここまでの不調は予想外と言える。代表ウィークを挟むため、第5節のエヴァートン戦(アウェイ)が行われるのは9月12日になる。モウリーニョにとって早くも正念場となるかもしれない。