昨季のプレミアリーグで憎らしいまでの強さを誇ったチェルシーが不調だ。

スタンフォード・ブリッジでのリーグ第4節クリスタル・パレス戦に1-2で敗北したのだ。

これでチェルシーは開幕4戦で1勝1分2敗の勝ち点4。6得点9失点で、いまだクリーンシートがない。

パレス戦後、ジョゼ・モウリーニョ監督は「ショックとは言わない。失望だと言う…」としつつ、「プレミアリーグは難しい」とも述べていた。

この結果を受けて、『Opta』が興味深いデータを提示していたので紹介する。

チェルシーがプレミアリーグでのホームゲームで2試合連続で2失点以上するのは2011年11月以来のこと。前回はアーセナル戦で5失点、リヴァプール戦で2失点している(いずれも敗戦)。

チェルシーにとって4試合で9失点というのは、この時点(4節終了時)における守備の記録としては1971-72シーズン(10失点)以来最も悪いものだそう。

そして、4節終了時点で勝ち点4というのは、プレミアリーグの前年王者としては1995-96シーズンのブラックバーンに次ぐ、ワースト2位となる低い数字だという。

今季も優勝候補筆頭だと思われていたチェルシーだけに、ここまでの不調は予想外と言える。代表ウィークを挟むため、第5節のエヴァートン戦(アウェイ)が行われるのは9月12日になる。モウリーニョにとって早くも正念場となるかもしれない。

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