9月3日、『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのサンプドリアは、イタリア代表MFロベルト・ソリアーノの契約を延長するための交渉をスタートさせた」と報じた。
今夏セリエAのマーケットで大きな話題の一つになったロベルト・ソリアーノ。最終日にはほぼナポリへの移籍が決まっていた。
条件は1350万ユーロ(およそ18.3億円)+フアン・スニガの譲渡というもので合意に至っていたものの、肖像権を巡る複雑な契約をまとめるのに時間がかかり、セリエAの登録期限に間に合わなかったのである。
結局それによってソリアーノはサンプドリアに残留することを余儀なくされ、少なくとも4ヶ月はジェノヴァでプレーを続けることになった。
そして、サンプドリアはこの結果を受けてソリアーノに更なる契約の延長を求めるための手続きを進めているようだ。
マッシモ・フェレロ氏は彼を留めるために給与の増額を提示すると共に、バイアウト条項も1000万ユーロ(およそ13.6億円)から1500万ユーロ(およそ20.4億円)に上昇させ、2019年までの契約を結ぼうとしているという。
ソリアーノに対してはまだミランとナポリが興味を継続させていると言われており、今季も活躍を継続させれば価値はさらに上がるものと考えられる。
また、『Corriere della Serra』は「ラツィオは、アルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアに対して契約延長のオファーを送った」と報じた。
今夏マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーにも関心を持たれていたと言われているビグリア。年齢的な問題でフロレンティーノ・ペレス会長は前向きではなかったようだが、多くのクラブから注目を集めていた。
ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、彼を今後もチームに留めておくために今夏契約を更新しようと考えており、年俸は140万ユーロ(およそ1.9億円)から250万ユーロ(およそ3.4億円)に上昇させ、2020年まで期間を延長させたいとのことだ。