8月5日、『Hoymercedes』は「イタリア・セリエAのラツィオに所属しているアルゼンチン代表MFルーカス・ビグリアは、契約更新は行っていないと話した」と報じた。
ルーカス・ビグリアは1986年生まれの29歳。ベルギーの名門アンデルレヒトで長く活躍した経験を持ち、近年はアルゼンチン代表の主力選手の一人になっている守備的MFである。
現在はラツィオに所属しているが、今夏は様々なクラブからの関心を受けたと言われている。レアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督も獲得を希望していたと伝えられたが、フロレンティーノ・ペレス会長が年齢を考慮して取りやめたという話しも。
また、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが彼に強い興味を持ち続けているとも言われており、冬のマーケットでも再挑戦する可能性があるという。
彼の流出を阻止したいラツィオは2018年まで残っている契約をさらに延長したいと考えており、彼にそのオファーを出していると先日報じられていた。
しかし、それについての質問を受けたビグリアは、「ラツィオと何らかの契約にサインしたという事実はない」というコメントを発表し、現在のところは何も変化がないことを明かした。
彼の価格については3500万ユーロ(およそ47.5億円)に設定されているとのことでかなり高額であるが、冬のマーケットではまた大きな話題の一つとなりそうだ。