この夏、バイエルンからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したバスティアン・シュヴァインシュタイガー。
その移籍金は2000万ユーロ(およそ27億1000万円)程度と報じられており、30代の選手としては破格の額とされてきた。
How did @BSchweinsteiger fare during his first competitive start for #mufc? http://t.co/YSpuERBRMU pic.twitter.com/HtyTJvA7U4
— Manchester United (@ManUtd) 2015, 8月 22
しかし、そんなシュヴァインシュタイガーの正確な移籍金の額が思わぬ形で判明している。その根拠となったのは、シュヴァインシュタイガーがユース時代に移籍していたTSV 1860 ローゼンハイムが公表したリリースだ。
このリリースの中で、TSV 1860 ローゼンハイムは今回のシュヴァインシュタイガーの移籍でクラブが手にした金額を公表。なんでもシュヴァインシュタイガーがバイエルンに移籍した際、契約事項に「今後の移籍の際には、移籍金の一部がTSV 1860 ローゼンハイムへと振り込まれる」という内容が含まれていたそうなのだ。
公式HPの中でTSV 1860 ローゼンハイムは、今回の移籍で1万9000ユーロ(およそ256万円)を受け取ったとしている。そして、シュヴァインシュタイガーの移籍にユナイテッドが支払ったとされる移籍金は900万ユーロ(およそ12億1500万円)であったことも明かされている。
クラブの公式声明ということで、それなりの確からしさを持っている今回の発表。報道では27億円ほどとされてきたが、実際はその半額以下での取り引きだったようだ。
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