先週末行われたプレミアリーグでディフェンディングチャンピオン、チェルシーを破ったエヴァートン。

試合はスティーヴン・ネイスミスが“パーフェクト・ハットトリック”を記録しエヴァートンが3点をあげたのだが、キックオフ前には大きく注目された選手がいた。

その選手とは、エヴァートンDFジョン・ストーンズである。

ストーンズといえば、この夏チェルシーが積極的に獲得のオファーを送っていたとされる若手タレントである。

英国『Mirror』は、チェルシーはこの夏エヴァートンに対してストーンズ獲得に関する入札を4度にわたって行ったと伝えており、ジョゼ・モウリーニョ監督からの評価も高かったと報じられている。

結局エヴァートンのビル・ケンライト会長は公式HP上でストーンズの売却を否定する声明を発表するという異例の手段に出ており、チェルシー側から何かしらのアプローチがあったことはほぼ確実であったといっていい。

そんなストーンズがチェルシーと対戦するということでどんなプレーを見せるかに注目が集まったのだが、熱視線を送るチェルシー相手にその才能の片鱗を見せつけた。

75分、最終ラインでボールを持ったストーンズ。この時点でチェルシーはエヴァートンにリードを許しており、いち早くボールを奪うべく前線から積極的にプレッシャーをかけていた。

最前線からはジエゴ・コスタがコースを限定し、その背後にはエデン・アザールとラダメル・ファルカオもポジション取りをしていたのだが、ストーンズはチェルシー選手の間をスルスルと交わしていき一人で突破。さらに相手選手を数人引きつけると、右サイドのシェイマス・コールマンに展開して見せた。

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