9万8000人というヨーロッパ最高クラスのキャパシティを誇り、バルセロナ市の中でも観光名所となりつつあるカンプ・ノウ。

「新しい大地」という意味を持つこのスタジアム名が、変更になるかもしれない。

英国『Mirror』によれば、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長やその側近は現在カタールのドーハを訪れており、そこでカンプ・ノウのネーミングライツ(命名権)売却に関する交渉を行っているのだという。

現在バルセロナでは、"Espai Barça"というカンプ・ノウのリノベーションプロジェクトが発表されている

これは観客席を10万人規模に増設しスタジアムの上部には屋根を設置するという大掛かりなもので、多額のコストがかかると想定されている。

そのため、バルセロナはこのスタジアム改築費の一部を回収しようとカンプ・ノウの命名権売却を検討しており、その額は2億ユーロ(およそ270億円)以上とも報じられている。

バルセロナは現在ユニフォームスポンサーの交渉も同時並行で行っている。

以前は楽天がその候補とされていたが、記事では現在のスポンサーであるカタール航空との契約を延長するのではないかと報じており、その契約金は現行の年間3000万ユーロ(およそ41億円)から6500万ユーロ(およそ88億円)ほどにまで上昇するという。

いずれの交渉も契約がまとまれば10月24日に行われるバルセロナの年次総会で発表される見込みであるそうだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい