9月8日、『Mundo Deportivo』は「2017年から全面改築が予定されているカンプ・ノウの設計を請け負う業者の候補が絞り込まれた」と報じた。
バルセロナが本拠地として使用しているカンプ・ノウは、1982年に拡張工事が行われてから現在の規模となり、およそ9万9354人の収容能力を保持している。
新スタジアム建設の計画もあったものの、最終的には昨年バルセロナの取締役会がカンプ・ノウの全面改装、屋根の設置、そして10万5000人までの収容能力拡張というプランを承認し、2017~2021年にかけて工事が行われることが決まった。
現在はその設計を請け負う業者の選定を行っており、45のチームから提出されていた草案を精査の上、今回カンプ・ノウについては8チーム、パラウ・ブラウグラナ(屋内競技場)については6チームが最終的な候補に残った。
最終的な契約を行う業者が決定されるのは今年の終わりになると考えられている。
新カンプ・ノウ
- AECOM & B720アーキテクツ
- ARUP Sport & リカルド・ボフィル+タレル・ドゥ・アルキテクトゥラ
- BIG & IDOM & バース・アルキテクトス
- ゲンスラー & OAB
- HKS & COX & バトル・イ・ロイグ・アルキテクテス
- KSS & マテオ・アルキテクトゥラ
- 日建設計 & パスカル=アウジオ・アルキテクテス
- ポピュラス & MIASアルキテクトス & RCRアルキテクテス
新パラウ・ブラウグラナ
- ドミニク・ペロー・アルシテクテュル & マシプ=ボシュ・アーキテクツ
- GMP & GCAアルキテクトス
- HOK & TACアルキテクトス
- MAKE & BCQアルキテクトス
- マンガド・アルキテクトス & バシュ・アルキテクトス & R・サナブリア・アルキテクトス & I・パリシオ
- ウィルソン・イール・アーキテクツ & アロンソ・バラゲル・リエラ・バルキテクトス