UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第1節は、16日に2日目を迎える。

この日はグループEからグループHまでの8試合が行われ、ディフェンディングチャンピオンであるバルセロナが登場。対戦相手はローマであり、2009年にマンチェスター・ユナイテッドを下してビッグイヤーを獲得した思い出の地スタディオ・オリンピコで試合は行われる。

バルセロナやバイエルン、チェルシーといった常連チームが相次いで試合を行う16日だが、グループHではベルギー王者のヘントがホームでリヨンと対戦する。

ベルギ―リーグのレギュラーシーズンを2位で終え、プレーオフを制して史上初となるベルギー王者に輝いたヘント。

CLの本戦に出場するのはこれが初めてのことでありその初陣はホームであるゲラムコ・アレーナで開催されるのだが、試合前日の15日、やはり初めてのCLということでこんな「リハーサル」を行っていたようだ。

こちらは、CLファンにはお馴染みであるキックオフ前に流れるCLアンセムの様子だが…何かがおかしい。

観客は一人も入っておらず、よく見ると選手が並ぶべきポジションにはビブスを着たスタッフが並んでいる。

実はこれ、CL開催日を前にしたヘントのリハーサルであるのだ。世界中で数多くの人が視聴するCLでは、こうしたミスが許されない。そのため、アンセムを流すタイミングやジャイアントスターフラッグをパタパタさせる練習を合わせてしちゃったわけだ。

ツイートには「リハーサルではいつも鳥肌が立ちます…明日はどんな感じになるか想像できますか?!」というコメントも書かれており、“ナカの人”のワクワク感が伝わってくる。こういうシーンをTwitterにアップするヘントの初々しさ、なんだかほっこりします!

ちなみに超余談だが、以前『TBS』がCL放送をしていた際、当時タレントだった藤本綾さんが現地に取材しており、サンティアゴ・ベルナベウでフラッグパタパタのリハーサルを体験している。

このように、CLの開催経験が豊富なクラブでもこうしたリハーサルを行っているようなのだが、やはりこれほどの初々しさで紹介することはなさそうだ…。

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