現在イタリア・セリエAで大きな話題の1つがナポリの低迷である。エンポリからマウリツィオ・サリ新監督を迎えた今季は開幕から3試合でわずか勝ち点2と結果が出ておらず、サポーターの違反行動による部分閉鎖も影響してチケット販売も低調になっている。
そして先日はあのナポリのレジェンドであるディエゴ・マラドーナがマウリツィオ・サリ監督を批判するコメントを発表したのである。
ディエゴ・マラドーナ
「私はマウリツィオ・サリをリスペクトしている。しかし、勝利するナポリを持つことは出来ないだろう。私はベニテスを残留させたかった。
3試合で2ポイントという結果は『さもありなん』だ。このナポリは良いプレースタイルを持っていない。大きな夢を叶えることが出来るような落ち着いたディフェンスもない。
このナポリは中位でフィニッシュすることにも苦しむだろう。私は怒っている。彼らはこんな衰退に値するチームではない。
私が最初にナポリに来たときのことを思い出す。そこでは辛うじて降格を避けるような状況で、私にとっては大きな恐怖だった。
サリはいい男だが、ナポリには値していない。彼らにはクラブの大きさ、そして威信を知るコーチが必要だ。しかし彼をベンチに置いた人々には問題がある。
スクデットを取れるか? 私はローマにその準備があると思うよ。ただ、インテルも高いレベルに戻ってきたと思う」