『Just Football』は「2015-16シーズンのイタリア・セリエAで見ておくべき若手10名」という記事を掲載した。

ここ数年絶対的な王者として君臨してきたユヴェントスが開幕から苦戦。一方で大型補強のインテルが快進撃を続け、ローマもいい戦いを見せている。

スクデット争いが混沌とするセリエAで見ておくべき若手とは?


リカルド・キシュナ(ラツィオ) / 20歳

リカルド・キシュナはメルカートのお買い得品だった。400万ユーロというロープライスでアヤックスからラツィオへとやってきた。

この20歳の選手は既に印象を残している。そして彼の輝かしいスピードとトリッキーなプレーは、相手のレフトバックを混乱に陥れる。

もし彼に強く当たれば、低い重心でするりと抜け出し、ペナルティエリアに迫ってくる。彼のスピードと戦うために引けば、深い位置まで運ばれてしまう。

時間と空間が与えられれば、キシュナはミロスラフ・クローゼに多くのチャンスを与えられる。両者がピッチにいればであるが。

彼はまだ現段階でアントニオ・カンドレーヴァを置き換えるのは不可能であり、忍耐強くあらなければならない。しかし、それはラツィオが今季ベンチにとても強烈な武器を持っていることも意味する。

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