『Gazzetta dello Sport』は「ACミランは、フランス代表DFフィリップ・メクセスの後釜として、インテルのイタリア代表DFアンドレア・ラノッキアの獲得を検討している」と報じた。

今夏ミランで一つの大きな話題の一つとなったフィリップ・メクセスの去就。契約自体は昨季限りで満了となっていたが、その後1年の延長を決断。

しかしその後プレシーズンツアーを行う中でシニシャ・ミハイロヴィッチ監督からの信頼が低いことを感じていたとのことで、フィオレンティーナへの移籍が間近になっていたという。

パウロ・ソウザ監督からの評価も高くメクセスと接触しており、複数年契約のオファーも受けていたと報じられている。

しかし、この移籍をブロックしたのがシルヴィオ・ベルルスコーニ会長。彼はメクセスを手放すことに対して拒否する姿勢を示し、取り引きは即座に撤退された。

ところが、シーズンが始まってみれば、ツアー中に強烈なゴールで世界を沸かせたメクセスの出番はほとんどなく、1月にも再び他のクラブとの交渉がスタートする見込みであると考えられている。

そして、ミランがその代わりに狙っているのは、インテルで出番が乏しい状況になっているアンドレア・ラノッキアであるとのことだ。

現在怪我人の代替という形でしか出場のチャンスがないラノッキアは、インテルでは本業がMFのガリー・メデルにもポジションを脅かされていることから、移籍の噂は絶えない。

ただし、ミランは彼の獲得に向けてはまずローンを希望しているとのことで、同じくラノッキアを狙っているというエヴァートンやトッテナムなどプレミア勢との勝負になる可能性が示唆されている。

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