ドイツの自動車大手『フォルクスワーゲン』による不正は大きな拡がりを見せている。地元ヴォルフスブルクの大スポンサーでもあることから、ドイツサッカー界への影響も懸念されているほどだ。

そんななか、ヴォルフスブルクのキットサプライヤーについての話題を『Kicker』が伝えていた。

それによれば、来シーズンからサプライヤーがNIKEになる可能性があるという。10年間という大型契約の締結に向けて交渉が行われているとのこと。

昨年、ヴォルフスブルクは『Kappa』と2019年までの契約を結んだばかりだったのだが…。

どうやらこの契約については、バイアウト条項が存在していたようだ。それを行使し、Kappaとの契約を解消(買い取り)し、NIKEと新たな契約を結ぶという流れだろうか。むろん資金はNIKEからも提供されるであろうが。

NIKEは2004~2009年までヴォルフスブルクのサプライヤーを務めていたことがある(その後はadidas)。今回の契約額はクラブ史上最大規模のものになると見込まれているようだ。

フォルクスワーゲン頼みにならず、独自に収益を確保することが重要になってくるヴォルフスブルクにとって大きなものになりそうだが、はたして…。

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