先月下旬、突如として持ち上がった中国代表DFチャン・リンペン(広州恒大)のレアル・マドリー移籍報道。
過去にインテル、チェルシーといったビッグクラブへの移籍報道も出ていた選手だけに全く荒唐無稽な話ではないが、その後レアルは関係者が噂を否定し、所属するカルバハルも「笑っちゃったよ」と一笑に付すなど、実際のところは定かではない。
そこでQoly登場3回目、ブログ「中国足球情報」などで中国サッカー情報を発信している在日中国人のzz氏に今回の噂を検証してもらった。
概要、経緯
中国各メディアが「今冬に広州恒大DFチャン・リンペンがレアル・マドリーにレンタル加入する」と一斉に報道したのは先月下旬のこと。
9月、広州恒大の許家印オーナーが元々提携していたレアル・マドリーを訪問し、施設見学やフロレンティーノ・ペレス会長、クリスティアーノ・ロナウドらと対面、席上で様々な提携契約を調印した。明細はオフィシャルには公開されていないが、その一環としてチャンを無償レンタルさせる旨両オーナーが合意したとされる。
この情報のソースは「有力な関係者or記者」なのだという。
もし実現すればレアルのトップチーム初のアジア人選手となる(下部であればヨルダン人タエルや日本人の中井卓大、現U-19所属の林良銘がいる)。
許家印オーナーとペレス会長