『London24』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ダビド・オスピナに向けた批判に対して怒りを表した」と報じた。
先日行われたオリンピアコス戦で敗れたアーセナル。怪我を抱えていたチェフに代わって出場したダビド・オスピナがミスを犯して失点したことから、彼には大きな批判が集まっている。
クラブのレジェンドであるイアン・ライトも試合後にヴェンゲルの采配に対して疑問を呈するなど波紋が広がっていた。
しかし、週末のマンチェスター・ユナイテッド戦を前に、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はこれらの状況に対してコメント。不公平なものだと怒りを表した。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「何が退屈かといえば、皆全く同じことを言うという点だ。私はそれが退屈だ。
もしそれが真実であれば、受け入れることは出来る。しかし、それが真実でない場合は、実に安っぽいものだ。退屈だ。
オスピナのような選手を殺すためのもの――コパ・アメリカでのベストGKであった彼、そしてバロンドール候補リストにも入った彼、そして昨季の後半戦でプレミアリーグ最高のGKだった彼を。
それはとても衝撃的だ。フットボールを分析したものではない。
もし、それが現実の数字を分析して結合したものであれば、『OK、それは正しい』と言うよ。しかし、一人の男が誰かと同じように言っているだけであれば、それに同意することはない。
それは選手に対して不公平なものだ。私はそれに怒りを抱いている。彼は最高だ。最高のクオリティを持つ選手だ。
もちろん、意味するところは今オスピナに激しく批判が集まっているということに対してだ。もう一度試合を見てほしい。
彼は確かに大きな過ちは犯した。しかし、それはペトル・チェフにだって起こったものなんだ」