ブラジリエンセ
最後に紹介するのは南米からのユニフォームだ。ブラジリエンセが2010年7月にお披露目したユニは、実際にブラジル全国選手権2部アメリカ(MG)戦で使われた。
このユニフォームは、ロックバンドが提供したものではない。サッカーチームであるが、「ロックの日(Dia Mundial do rock)」を称えるために作られたといいう。
同クラブは「ロックの日へのオマージュ」だと声明を出しており、水色にどくろが描かれた奇抜なユニフォームを着用した。
『UOL』は「ロックンロール・ユニフォーム」と題してこのユニフォームを紹介した。実際に、オフィシャルショップではすぐに完売したという。
quem lembra do Brasiliense lançando camisa homenageando o dia do rock pic.twitter.com/wWCRMc3dBX
— Guilherme Alves (@sepguilherme_) 2015, 7月 14
@Redacao_Sportv Camisa do Brasiliense homenagem ao dia do Rock pic.twitter.com/8eDXelpCst
— Vinicius Bolaina (@BolainaVini_) 2014, 9月 16
ラッパーがファッション性に着目してサッカーユニフォームを着用するのとは対照的に、地元チームへの愛であったり、新アルバムに向けてのパフォーマンスなど何か1つ理由があることが多かった。彼らなりのパフォーマンスの一環なのかも知れない。
EDMなどのカリスマDJを除き、世界的に音楽業界は不振であるといわれる。しかし、一ロックファンとしては、今後もこうした話題を振りまいてほしいものだ。