アーセナルが1月の移籍ウィンドウでベシクタシュのアタッカー、ギョクハン・テレの獲得に乗り出すと報じられている。

23歳のテレはトルコ人の両親の下、ケルンで生まれドイツで育った。2009年にレヴァークーゼンのユース部門からチェルシーの同部門へ移籍。2009-10シーズンに獲得したFAユースカップのメンバーとして脚光を浴びると、2010-11シーズンのオフにはトップチームのキャンプにも呼ばれた。

その後、2011-12シーズンには元チェルシーのスポーツディレクターであったフランク・アルネセンのコネクションもあってハンブルガーSVへ移籍。負傷もあり、22試合の出場に終わったが、前半戦の活躍もあってロシアのルビン・カザンに引きぬかれた。

しかし、4年契約で加入したルビン・カザンではフィットせず。わずか5試合の出場にとどまり、2013年の6月にはベシクタシュへローン移籍。シーズン終了後の2014年8月に5年契約で完全移籍した。

トルコの世代別代表を経験しており、U-21代表には18歳で招集を受けている。そして、2011年の5月にはA代表に飛び級で参加。同年8月にA代表デビューを飾っている。

『Calcimercato.com』の報道によれば、アーセナルは1450万ポンド(およそ26.5億円)の移籍金を準備しているとのことであり、前線を強化するための選択肢として考えているようだ。

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