アーセナルユースのトライアルに、プレミアリーグで活躍した選手の息子が参加したのだという。

その少年とは、アストン・ヴィラで7シーズンにわたって活躍したFWフアン・パブロ・アンヘルの息子であるトミーだ。

コロンビア国籍のアンヘルは1975年9月3日生まれのストライカー。滞空時間の長いヘディングを武器としており、胸トラップからのポストプレーにも定評があった。

2001年から2007年にかけてアストン・ヴィラでは7シーズンを過ごし、2003-04シーズンには得点ランキング6位タイとなる16ゴールをあげるなど活躍し、同リーグでは通算44ゴールをあげた。白色や黒色のヘアバンドでお馴染みであろう。

さて、そんなアンヘルはアストン・ヴィラ退団後にMLSに挑戦しており、ニューヨーク・レッドブルズやロサンゼルス・ギャラクシー、チーバスUSAでプレーしていた。

アンヘルにはトミーという名の息子がおりアメリカでサッカーの才能を伸ばしたようで、アーセナルユースのチーフがその将来性に注目し、このほど練習に招待したのだという。

英国『Mail Online』によれば、トミーがアーセナル側から正式契約のオファーを受けたのかは不明であるとのこと。しかし、わざわざアメリカからトライアルに呼ぶということは、父親に劣らぬサッカーセンスを持っているのだろう。

現在12歳のトミーは父親同様プロサッカー選手を目指すようで、近々どこかのクラブでプロ契約を結ぶことになるかもしれない。

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