“爆撃機”という愛称で親しまれ、現役時代にゴールを量産したドイツ代表の伝説的選手であるゲルト・ミュラー氏がアルツハイマー病を患っていると、バイエルンが発表している。

ゲルト・ミュラー氏は1945年11月3日生まれの69歳。

ドイツ代表として68得点をあげるなどサッカー史上最高クラスの点取り屋として広くしられており、ゴール前で圧倒的な存在感を放つストライカーであった。リーグではバイエルンの三連覇に、代表ではドイツ代表のEURO1972、ワールドカップ1974年大会の優勝に大きく貢献している。

そんなゲルト・ミュラー氏だが、バイエルンの発表によれば長きにわたってアルツハイマー病を患っているようだ。今年2月からは専門的な治療を受けており、プライバシーを考慮しこれまで明らかにされてこなかったのだという。

来月3日には70歳の誕生日を迎える同氏だが、バイエルンのチェアマンを務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は訪問を控ええるようで、このほど公式HP上で一足早くその誕生日を祝い、サポートの意思を表明している。

ゲルト・ミュラー氏は現役引退後指導者に転向しており、バイエルンのBチームの監督に就任。この時、フィリップ・ラームやバスティアン・シュヴァインシュタイガー、トーマス・ミュラーといった選手たちを指導している。

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