1963年創立のブンデスリーガにおいて、実に23回もの優勝を誇るバイエルン・ミュンヘン。

2位のボルシアMGとドルトムントがそれぞれ優勝5回ということからも分かる通り、まさにドイツの盟主。当然、相手から奪ったゴール数も桁違いだ。

その中から歴代のベストゴール10を選び出すという企画を先日、ブンデスリーガ公式が行った。それがこちら。

10.ゲルト・ミュラー(1976-77、テニス・ボルシア・ベルリン戦)
9.フランク・リベリ(2012-13、ボルシアMG戦)
8.ティアゴ・アルカンタラ(2013-14、シュトゥットガルト戦)
7.カール=ハインツ・ルンメニゲ(1980-81、ボーフム戦)
6.ジャン=ピエール・パパン(1995-96、ユールディンゲン戦)
5.ジオヴァネ・エウベル(1998-99、ハンザ・ロストック戦)
4.ビセンテ・リザラズ(1999-00、デュイスブルク戦)
3.セーレン・レアビー(1984-85、ブレーメン戦)
2.ローター・マテウス(1992-93、レヴァークーゼン戦)
1.ユルゲン・ヴェークマン(1988-89、ニュルンベルク戦)

渋いところでは、3位に入ったレアビー。左足で目にも止まらない弾丸シュートを決めたMFは当時のデンマーク代表で、「ダニッシュ・ダイナマイト」の一員として1986年のW杯などに出場。バイエルンには1983年から3シーズン在籍し、2度のリーグ優勝に貢献している。

そして1位はヴェークマン。バイエルンでは1987年から2シーズンしかプレーしなかったが、「コブラ」の異名を取った小柄なストライカーは58試合の出場で26得点を記録した。

今回1位となったゴールは、1988年のドイツ年間最優秀ゴールにも選ばれている。

さて、いずれも有無を言わさぬスーパーゴールばかりで気持ちもすっきりといった感じだが、そこは国内での人気も桁外れのバイエルン。「このゴールが入るべきだろう」という声が数多く寄せられたようで、一週間後に異例のユーザーリクエストという形で近年を中心に6つのゴールが追加されている。そちらは次ページでお届け。

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