英国『Telegraph』 がこんな企画を行っている。

企画のタイトルは"11 unlikely English footballers who are big hits abroad"。直訳すれば「海外で大きく成功しつつも、将来性のない11人のイングランド人」となる。

"unlikely"の訳が少し難しいところだが、要は以前はイングランドでも大きく注目されたタレントであったが国内で目立った結果を残すことができず、海外でのプレーを選択した選手を紹介する、というものである。

同紙のベン・ブローム記者が11人を選出しているのだが、この中にはアーセナルユース出身で現在はジュビロ磐田に所属するジェイ・ボスロイドの名前もあった。

同氏は記事の中で、ボスロイドについてこう紹介している。

ジェイ・ボスロイド(33歳, ジュビロ磐田/JPN)

アーセナルユース出身であるボスロイドは、2003年から2005年にかけてペルージャで2シーズンを過ごした際、海外でのフットボールを初めて試みた。

チャールトンやウルヴズを経由し、ボスロイドはカーディフ・シティに3年間在籍。デイヴィッド・ニュージェント以来初めてとなる、フットボール・リーグからのイングランド代表選手にもなった。

フランス戦での1キャップは彼の唯一の国際試合の出場であり、QPRでプレミアリーグにステップアップしてからもその試合数を増やすことはなかった。

タイでの6ヵ月の滞在を経て、彼はJ2のジュビロ磐田で8ヵ月間の時を過ごしている」

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