2018年W杯に向けた南米予選がついに始まり、エクアドルは敵地でアルゼンチンを打ち破る歴史的勝利をあげた。

足を負傷しているグスタボ・キンテーロス監督に代わり、試合後の記者会見に答えたというエクアドルのアシスタントコーチであるルイス・スアレスは「後半のエクアドルは最高だったと思う。アルゼンチンはタフな相手だった。メッシがいなくてもね」と述べ選手たちを讃えていた。

この日のエクアドルは終盤の81分と82分に立て続けにゴールを陥れ、アルゼンチンを沈めた。そして、2点目はあの人の快足から生まれたものであった。

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自陣ボックス内からボールを繋ぎカウンターを仕掛けたエクアドルは右サイドをMFアントニオ・バレンシアが独走!相手を寄せ付けないスピードでぶっちぎると、見事なグラウンダーのクロスでフェリペ・カイセドのゴールをアシストして見せた。

かつて、世界最速のスピードを持つサッカー選手と伝えられたことがあるバレンシアがその速さをまざまざと見せつけた形。後半36分という時間帯でこれだけ走れるというのもさすがであり、相手DFにとってはたまったものではないだろう。

最高の滑り出しを見せたエクアドル。来週は地元キトでボリビアと対戦する。

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