13日、『L'Equipe』は「ウェストハム・ユナイテッドに所属しているMFディミトリ・パイェットは、フランス代表に入れないことは不公平だと批判した」と報じた。
今夏マルセイユからウェストハム・ユナイテッドに加入し、『パスマスター』のあだ名に違わぬ活躍を見せているほか、ゴールでも結果を残しているパイェット。
28歳という年齢でのプレミアリーグデビューであったが、今後数年でのステップアップも噂されている。
しかしその一方で彼はこのところフランス代表には全く選ばれなくなっており、以前からデシャン代表監督のことが理解できないと話していた。
地元開催(彼自身はレユニオン生まれなので地元ではないが)のEURO2016が迫る中、パイェットは「不公平を感じている」と話した。
ディミトリ・パイェット
(ウェストハム・ユナイテッドMF)
「(フランス代表チームにはまた呼ばれなかった)
ああ。僕はそれを不公平だと感じているよ。まだ進歩は出来るとはいえ、僕はこの1年間自分のキャリアで最高のプレーをしてきたんだ。
だから、自分にとっては、フランス代表の一員になれないことは不公平だ。
理解していて欲しいのは、自分がどのように振る舞ってきたかという点だ。僕を指導した人々全員に尋ねてみればいい。彼らが僕のことを『ディミトリは馬鹿だ』と言うとは思わないよ。
この不正については、僕はまだ消化することができないんだ」
「(ウェストハムへの移籍について。ビリッチ監督との会談で決めた?)
僕は、『もしボールが頭の上をポンポン飛び交うようなサッカーをするなら、僕はそれに慣れていないよ』と言った。彼は僕を起用するプロジェクトを説明してくれた。
我々は攻撃のクオリティアップを行っている。いくつかの試合では難しいプレーになることもあるが、どんどん成長しているよ」