13日、『ESPN』は「ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクは、計画されていた新トレーニングセンターの建設を延期する方針であることを発表した」と報じた。
先日発覚したフォルクスワーゲンのデータ偽装事件は世界的に大きな問題となっており、他のメーカーにまで波及しつつある。
元々フォルクスワーゲンの企業チームであったヴォルフスブルクには大きな投資が行われており、それにも影響があると考えられている。
そして今回、CEOを務めているクラウス・アロフス氏が記者会見で質問に答え、新しいトレーニングセンターの建設計画が延期される方針を示唆した。
クラウス・アロフス
(ヴォルフスブルクCEO)
「私は現在その計画は延期されると理解している。
我々にはまだ長い道のりがある。プロジェクトを実行できると言えるまでには。今は明らかに投資をすべきではない時だ。理由は誰もが分かっている」
ヴォルフスブルクは若手選手育成に利用するための新しいトレーニングセンターを建設する計画を持っており、それに対して4000万ユーロ(およそ54.5億円)の資金を投入する予定だった。