17日に行われたブラジル全国選手権の第31節ジョインヴィレ対フィゲイレンセの一戦で、元セレッソ大阪&ジェフ千葉のFWケンペスと、元湘南ベルマーレGKアレックス・サンターナ(現地ではアレックス・ムラーリャ)の対決が実現。
2013年の半年間、日本にいた時期が重なる両者だが、アレックス・サンターナがJ1でプレーしたのに対し、ケンペスはJ2だっため、直接的な絡みはない。とはいえジョインヴィレが最下位に沈み、フィゲイレンセも残留争いの真っ只中とどちらも負けられない一戦だ。
そんな状況なだけに得点のない時間が続いたが、均衡を破ったのはこの男!
ケンペス!(実況を聞くと分かるがブラジルだと「ケンピス」に近い)
左サイドからのクロスを打点の高い豪快なヘッドで合わせると、ボールは超人的な反射神経で知られるアレックス・サンターナの手の先を超え、ゴールネットを揺らした。
ケンペスの今季6点目のゴールが決勝点となり、ジョインヴィレは第26節以来久しぶりに最下位を脱出。残留圏内の相手との勝ち点差も3に縮めている。
敗れたフィゲイレンセは15位を維持したものの連勝が2でストップ。