『Daily Mail』は『The National』の報道を引用し「アル・ジャフラに所属しているUAE代表FWアブドゥラー・カシムは、マフディ・アリ代表監督を侮辱したことにより3ヶ月の懲役刑を受けることになった」と報じた。
アブドゥラー・カシムは1986年生まれの29才。かつてはアル・ジャジーラのスーパーサブとして活躍した経験を持っており、スピードあるドリブルを得意とするアタッカーである。
2014年ワールドカップ予選に3試合出場した経験を持っているが、それ以降はUAE代表に招集されていない状況となっていた。
記事によれば、彼は現在所属しているアル・ジャフラのある選手と共に代表監督のマフディ・アリ氏を侮辱するジェスチャーや発言を収めたビデオを撮影し、それをネット上に公開していたとのこと。
彼らについては今季クラブから既に出場停止処分を受けていたが、さらに裁判所はこの行為に対して有罪判決を下し、3ヶ月の懲役刑を言い渡したという。
カシムの弁護士は、当該の映像が本人の許可無しに投稿されていたと主張すると同時に、マフディ・アリ代表監督が彼への罰を求めていないことを訴えていたが、無罪を勝ち取ることは出来なかった。