U-17W杯のグループステージ2節終了までに格の違いを見せ付けたのはナイジェリア、フランス、ドイツの3か国だ。
なかでもドイツは第2節で強豪アルゼンチンを4-0で“フルボッコ”にするなど、2試合8得点1失点と圧倒的な強さを見せている。しかし、そのドイツは24日に行われたグループ最終戦でメキシコに1-2で敗れ、2位に転落。勝利したメキシコが逆転で首位通過を果たした。
メキシコは初戦でアルゼンチンを破ったものの、オーストラリアと引き分けていただけに驚きの結果だ。だが2試合を終えた段階で韓国と並び無失点と、盤石の守備を誇っていた。
そのメキシコのゴールマウスを守るのが17歳アブラーム・ロメロ。オーストラリア戦では横っ跳びでこのスーパーセーブ!
Incredible save by LA Galaxy Academy Goalkeeper Abraham Romero https://t.co/2pCEnBKOeU
— Concorde Sports (@ConcordeSports) 2015, 10月 24
これはカッコいい!
3試合1失点でドイツを上回り首位通過したチームの堅牢な守備を牽引したのが守護神ロメロであったことは想像に難くないだろう。今大会はフランスのルカ・ジダン、南アフリカのモンドゥリ・ムポトと、何かとGKが話題を集める大会となっている。
なお、3位にはこの日アルゼンチンを2-1で下したオーストラリアが入り、25日の結果にグループ突破を託す。3連敗のアルゼンチンは最下位で大会を去ることになった。