昨シーズンのプレミアリーグ王者、チェルシーの調子がいっこうに上がってこない。

先週末に行われたウェストハム戦で1-2と敗れ、リーグ戦では早くも5敗目を喫していたチェルシー。

昨日、キャピタル・ワンカップのストーク戦を戦った。

試合はジョン・ウォルタースに先制ゴールを奪われるという苦しい展開であったが、試合終了間際に途中出場のロイク・レミが劇的な同点ゴールをあげ延長戦に。結局試合は120分間で決着がつかずPK戦に突入したのだが、5-4でストークが勝利。チェルシーはまたしても白星を手にすることができなかったのだ。

そんなこの試合のPK戦は、エデン・アザールのPKをストークGKジャック・バットランドが防いだことで決着がついた。

PK職人として知られるアザール。

しかし、今シーズンはCLのマッカビ・テル・アヴィヴ戦代表戦でも相次いで失敗しており、この試合でも「外せば終わり」という場面でイングランド代表GKバットランドに防がれてしまったのだ。

とは言え、アザールのPKを防ぐのには何か作戦があったはず。

試合後、殊勲のバットランドはこのシーンを回想しており、英国『Mirror』の中からアザールのPKをストップするための秘策を学ぶことにしよう。

ジャック・バットランド(ストーク)

(昨季までストークに在籍し、この試合でチェルシーの選手として出場したベゴヴィッチについて)

「敬意を表している。

私たちの間に冷やかしはない。あるのは多大なるリスペクトの気持ちだ。

幸運にも私はなんとか勝利することができた。

試合を決めるセーブができたこと以上に素晴らしい感情はそう多くはないよ」

(アザールのPKをセーブしたことについて)

「アザールは、キーパーが何をしていて最終的にどんな決断をしようとしているのか判断していた。

だから私はできるだけ長く待つようにした。そして、ありがたいことになんとかPKをストップするのに十分なほど長く待つことができた。

信じられないほど素晴らしいパフォーマンスに貢献したという事実が、より素晴らしいよ」

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