昨シーズンのハイパフォーマンスと比べて、今季はどこかパッとしない印象のチェルシーMFエデン・アザール。

10日、ベルギー代表としてEURO2016予選のアンドラ戦を戦ったのだが、こんな“らしくない”シーンがあった。

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1-4とリードした78分、この日2本目となるPKを蹴ったのだが、あまりに弱弱しいキックを正面にしてしまい、相手GKに簡単にキャッチングされてしまったのだ。

相手の逆を取るスタイルで、本来はこうしたPKを得意としている“職人”アザール。しかし、やはり自身の調子と関係しているのか今シーズンはCL第1節のマッカビ・テル・アヴィヴ戦でも大きくフカすなど早くも2度目のPK失敗となっている。

この試合が行われたアンドラのエスタディ・ナシオナルは、人工芝のピッチである。映像で見てもこのピッチの雰囲気が天然芝とはやや違うことに気付くわけだが、そうしたことも影響していたのかもしれない…。いずれにしても、アザールらしからぬあまりにイージーなキックミスとなってしまった。

とはいえアザールは56分、“らしい”キックで1本目のPKをしっかり成功させている。

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