『Corriere della Sera』は「イタリアサッカー連盟会長を務めるカルロ・タヴェッキオ氏は、差別発言問題は事実無根だと話した」と報じた。

同メディアは31日にサイトでカルロ・タヴェッキオ氏の音声記録を公開。『Soccerlife』でのインタビューの模様であると伝えられており、以下のような発言が確認されている。

「私はユダヤ人に対して何らかの感情は持っていないが、しかし彼らを制御の下に置くことは最善だ」

「イタリアサッカー連盟の元会長がゲイだったのは本当か? 私はホモセクシャルに対して何も思うところはない。

しかし、彼らを私からは遠ざけておく。私は完全にノーマルだ」

このファイルが今になって出てきたことに対して、カルロ・タヴェッキオ会長は以下のように話し、「脅されている」と主張した。

カルロ・タヴェッキオ
(イタリアサッカー連盟会長)

「私は恐喝の被害者だ。ある知人と久しぶりに会った。彼は編集活動の資金を要求しており、私はそれを拒否した。

私はスポーツ面だけにとどまらず、ユダヤ人コミュニティとの豊かな関係がある。最後のFIFA会議でも私はイスラエルの立場を支えた。

違法な手段によって私を中傷しようとする試みはこの頃とても一般的だ。これらは適切な機関内で対処される」

なおタヴェッキオ会長に差別的発言問題が浮上するのは初めてではなく、「女性は障がい者のように思われていた」と話したり、人種差別的な発言により半年の活動停止処分を受けたこともある。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい