『Premium Times』は「U-17ワールドカップで世界最多優勝を誇るナイジェリアが、フル代表で結果を残せない7つの理由」という記事を掲載した。
2年に一回開催されているU-17ワールドカップは、これまで16回行われ、そのうち5回をナイジェリアが優勝している。
2番手は3回のブラジル代表であり、ナイジェリアがこの年代でいかに強さを見せているかが分かる結果になっている。
その一方でフル代表に関してはワールドカップに出場しても近年はベスト16止まりで、前回はアフリカネイションズカップの出場を逃してしまっている。
なぜ若手は世界最強なのに、フル代表は結果が出ないのか? その理由とは。
スキルは教えられないが、戦術は教えられる
我々は若年層のトーナメントで上手くやり続けている。それは、このレベルにおいては選手の基礎的な部分が平等だからだ。
アフリカ人が持つ高い技術的側面によって、我々はヨーロッパのチームを一つ上回ることが出来る。
これらは若年層のレベルだ。アフリカ、南米などのチームがより成功していることに気付くことが出来る。
これらの子供達が、より高いレベルの体系化された概念を植え付けられた時――コーチング、戦術的規律、そして栄養学が加わったとき、アフリカ人の才能でも不利なものになってしまう。