マンチェスター・シティが前レアル・マドリー監督、カルロ・アンチェロッティの招聘を検討しているようだ。
『Daily Star』によれば、マンチェスター・シティは本命であるジョゼップ・グアルディオラに断られた場合、アンチェロッティを指揮官にしようと考えているとのこと。
ペジェグリーニとシティの契約は2017年まで。しかし、チリ人指揮官が今シーズン結果を残せなかった場合には解任される可能性が高いといわれている。ミラン、PSG、レアル・マドリーで結果を残したアンチェロッティであれば、ビッグクラブであるマンチェスター・シティを率いることに何ら問題は生じないはずだ。
しかし、マンチェスター・シティの本命はバイエルンのグアルディオラであることは間違いない。クラブは既にグアルディオラの盟友であるチキ・ベギリスタインとフェラン・ソリアーノを経営陣に迎えているからだ。
グアルディオラはバルセロナでの4シーズンで14のタイトルを勝ち取り、バイエルンでは2シーズンで5つのタイトルを勝ち取っている。今シーズンもブンデスリーガで開幕10連勝を記録するなど、その指導力は疑いの余地がない。
バイエルンとグアルディオラの契約は今シーズン限り。クラブのCEO、カール=ハインツ・ルンメニゲは12月に話し合い持つことを明言しているが、グアルディオラはバイエルンでの将来について話すことを拒んでおり、イングランド行きの噂は非常に根強い。
アンチェロッティとグアルディオラ。当然ながら世界的名将である2人には多くのクラブが関心を寄せているが、マンチェスター・シティは名将たちが望む環境を整えることができるという大きなアドバンテージがある。彼らの心を動かすには充分なはずだ。