バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督がある選手のことを、自分の息子だと形容したとドイツの各メディアが伝えている。

その選手は、今季獲得したMFヨシュア・キミッヒ。ドイツU-21代表でもある20歳のボランチだ。

キミッヒはこの2シーズンほど、RBライプツィヒでプレーしていた。当時のRBライプツィヒの監督だったアレクサンダー・ツォルニガーは現在、シュトゥットガルトの指揮官を務めている。

このほどバイエルンとシュトゥットガルトが対戦し、両監督が顔を合わせることになった。その席で、キミッヒの話が出たようだ。

グアルディオラが「私はヨシュア・キミッヒにかなりアンフェアだ。彼はもっと多くの試合時間を得るに値する。だが、彼は決して不満を言わない」と述べたところ、ツォルニガーは「我々なら彼に試合時間を与えられる」と口を挟んだという。

これにグアルディオラは「あなたは我々は大いに助けてくれました。あなたが彼を鍛えました」と答えたそう。そして、移籍に関しては「申し訳ないが、彼はここに留まる。キミッヒはほとんど私の息子だ」と語り、手放さないことを明言したという。

ただ、このやり取りシリアスなものではなく、穏やかなものだったようだ。

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