プレミアリーグで首位争いを演じているアーセナルが冬の移籍ウィンドウで積極的な動きを見せる可能性があるようだ。

夏の移籍ウィンドウで若手を除けばフィールドプレーヤーを1人も獲得しなかったアーセナル。チームの熟成度を重視した、ともいえるが、依然として移籍の噂は絶えず報じられている。

1人目の獲得候補はニューカッスルのストライカー、アジョセ・ペレスだ。『Fichajes.com』によれば、アーセナルは22歳のアタッカーに興味があり、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムとの獲得競争に臨む意思があるという。

今シーズンのアーセナルはセオ・ウォルコットがCFにコンバートされ、オリヴィエ・ジルーはようやくコンディションを上げてきたところ。ダニー・ウェルベックも在籍しているが、ウォルコットと共に負傷中であり、新年まで戻ってこれない見込み。プレミアリーグでプレーするアジョセ・ペレスであれば素早く適応できると考えているようだ。

2人目は”アーセン・ヴェンゲルの恋人”ともいえるレアル・マドリーFWのカリム・ベンゼマだ。

これまでに幾度となく移籍の噂が報じられているが、ヴェンゲルは未だベンゼマの獲得を諦めていないという。そして、先日の逮捕を受け、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長もベンゼマ放出を考え始めたようだ。

『Mirror』の報道によれば、ペレス会長はベンゼマを放出する代わりにロベルト・レヴァンドフスキの獲得を検討しているという。

夏の移籍ウィンドウでは、アーセナルが5000万ポンド(およそ93億円)のオファーを送ったようであり、1月の電撃移籍も充分に有りそうだ。