2015-16シーズンが開幕しておよそ3ヵ月。各国リーグは中盤戦を迎えている。

そんななか、マンチェスター・ユナイテッドのCEOであるエド・ウッドワード氏が今シーズンのユニフォーム売り上げについてちょっと意外な事実を明かしたそうだ。

ユナイテッドは先日、今年7月1日から9月30日までの3ヶ月間における経営状況を発表した。この発表会でウッドワード氏はレプリカキットの売り上げが好調であることを述べたのだが、その文脈で今シーズンここまで最も売れているユニフォームのランキングを発表したのだという。

英国『Mirror』によれば、その順位は以下の通り。

1位:リオネル・メッシ(バルセロナ)
2位:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)
3位:メンフィス・デパイ(マンチェスター・U)
4位:バスティアン・シュヴァインシュタイガー(マンチェスター・U)
5位:エデン・アザール(チェルシー)
6位:ウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)
7位:ネイマール(バルセロナ)
8位:セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
9位:アレクシス・サンチェス(アーセナル)
10位:フィリペ・コウチーニョ(リヴァプール)

こちらは英国のスポーツ用品販売サイト『Kitbag』内でここまで最も人気のユニフォームの上位10選手だ。

やはりリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2選手が英国でも最も人気であるようなのだが、その次につけるのがマンチェスター・ユナイテッドのメンフィス・デパイだそうだ。

この夏PSVから移籍し、ユナイテッド栄光の背番号7を受け継いだデパイ。

開幕直後にCLのプレーオフでクルブ・ブルッへ相手に2ゴールをあげるなど注目されたが、それ以降は目立った活躍ができておらず先発落ちする機会も増えている。また、オランダ代表での振る舞いがニュースにもなり一時は招集外になるなど(後に復帰)、人気に陰りが出ていてもおかしくはない。

しかし、やはりユナイテッドの“No.7”というブランドが持つ価値は相当なものなのだろう。英国ではここまでネイマールやエデンアザールを上回るユニフォーム売り上げを記録しているのだそうだ。

もちろんこれにはユナイテッドというクラブのバリューやadidasへのサプライヤー変更といった要素も無関係ではないだろう。

その証拠に、デパイの次につけているのは同じユナイテッドのバスティアン・シュヴァインシュタイガーである。また、「新加入選手」という価値が消費者の購買意欲を高めているとも考えられる。

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